2025-07-27
https://x.com/akira6592/status/1948721252736401462
社内にナレッジ共有の仕組みがほしいと聞く度に身構えてしまう。 20年くらい頭の片隅でずっと考えてることだけど、うまくいかなかったり、実際システムができても使われなくなったりするのを見てきて。 ・ナレッジとは何をさすのか ・なぜ社内にそれを求めるのか あたりは目線を合わせたい。
https://x.com/karaage0703/status/1949069182877991282
組織の社内Wikiとかでのノウハウ蓄積と活用、あんまりうまくいった例を知らなかったりします。 効果あるのかなと思うのは、使命感持った人の強烈なトップダウンか、Wiki書き続ける狂人を見つけてきて放し飼いにさせるかでしょうか。多分、共存はできない
https://x.com/copinemickmack/status/1948922416245129377
社内ナレッジ共有のためにWikiとかSNSが立ち上がったことはあるけれど、結局コンテンツ作成のインセンティブがなくて上手くいかなかったな。続いてるのは、とにかくありもののドキュメントを放り込んで全文検索という原始的なやり方。でもこれが一番低コストで持続可能。
この辺りConfluenceに期待してたんだけどあいつ曖昧検索しやがるから似たような単語が乱立する業務アプリだとてんで役に立たなかったんだよな……
- 詳しい人に聞いた方が早い
- 書くと文責を負わされる
- そもそも用語がわからない時点ではナレッジの検索もしようがない
- NDAのことを考えると別プロジェクトのメンバーに展開しづらい
- Slack上で相談しただけのものがそのまま仕様となりドキュメントが腐っていく
あたりが問題点だと考えており、NDAの件は一旦横に置いて、じゃあSlackでメンションしたら答えてくれるbotがありゃいいんじゃね?とは思った
詳しい人に聞いた方が早い&用語を知らないと検索できない
スレッドの中でも「@Aさん これ(曖昧な語)について教えてください」「@bot これ(明確な語)について教えて」みたいな感じでやり取りできれば曖昧な語と明確な語の紐づけにもなる 気がする 楽観
ドキュメントの検索ログがSlack上に残るならSlack検索してドキュメントにたどり着くこともできそう 楽観
予測可能理解不能のライン上に「@Aさん これ(曖昧な語)について教えてください」に対するAさんの「@bot これ(明確な語)について教えて」っていう反応を冷たいと感じる人はいるんだろう。明確な回答より感情的な寄り添いを求める人はいる。職場で求めんなと思うけど
書くと文責を負わされる&ドキュメントが更新されない
AI開発によってドキュメント更新のうまみは上がってきているのでgitでコードと一緒にドキュメント記入&レビューができるといいなと思っている
レビューを通るので書いた人だけの責任にならずに済むし実装とドキュメントの乖離に気付きやすい
AIに書かせると割と楽だし(AIの自己評価が不当に高い場合があり乖離が発生するのでチェックは必要)
NDA
これが一番面倒な気がする。
例えばフレームワークに関するものとかAWSインフラの構成とか別プロジェクトでも参考にできるものはあると思うんだけど、全部公開しちゃうとまずいことがある。かといってNDAに絡むかどうかの設定なんかいちいちやってられない
ドキュメントの場所
これはまだ模索中なんだけど、今のところプロジェクト直下にdocsディレクトリを作って書いている。ドキュメントをざっくり書いて→Cursorと話しながらコードを書かせて→レビューして→コードを元にドキュメントを書かせる
これは私の手元にあるコードがフルスクラッチの新規コードなのでこの感じだけど、保守的なフェーズに入った時には別の問題が出るのかもしれない。
個人的にはこのdocsをGitHubPagesで静的ホスティングしたいんだけどNDAが絡むようなBtoBプロジェクトだとそれもちょっと無理なのでNDA面倒だな